
作品説明
常滑焼 玉龍陶園の急須です
穏やかに、しかし力強く寄せる波を、精緻な彫刻で表現した常滑焼の逸品。
本作は、「吉祥波」と呼ばれる縁起の良い波文様を、手彫りにて丁寧に施した意匠が特徴です。
本急須は、ろくろ挽きによって一つひとつ丁寧に成形されています。
ろくろ成形ならではの広い内側構造により、湯が茶葉全体にむらなく浸透し、お茶の旨みをしっかりと引き出してくれます。
また、胴体の径が大きく茶葉を入れやすく、使い終わった後の茶殻も捨てやすい設計。
さらに、広めの陶製茶こしによって、お茶がスムーズに注がれ、快適にご使用いただけます。
常滑焼の代表的な朱泥は、多孔質で茶の渋みを和らげ、まろやかな味わいを演出。
波文様のもつ吉祥の意味とともに、心静かなひとときをお楽しみいただける逸品です。
日常使いにはもちろん、大切な方への贈り物にもふさわしい一品です。
作家:玉龍陶園 梅原二郎
昭和23年11月 梅原晴隆「玉光」の二男として生まれる
昭和42年 常滑高校窯業科卒業
昭和55年 玉龍陶園創立
伝統工芸士認定
日本煎茶工芸展入選
愛知県優秀技術賞受賞
常滑市文化の振興表彰
常滑市「長三賞陶業展長三賞」受賞
地域ブランド「常滑焼」認定窯
作品詳細
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直径(胴体部分) 約9.5cm
長さ(取っ手含む) 約14.5cm
高さ(蓋つまみ迄) 約9.5cm |
電子レンジ |
不可
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食洗機 |
不可
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