首都圏で唯一の京焼・清水焼専門店

陶磁器の扱い方

陶器は使用前にぬるま湯に浸して、あらかじめ器に水分を含ませてから使われると茶渋・シミ等が付きにくくなるのでお勧めします。また表面の釉薬に貫入と呼ばれるヒビが入ったものがありますが、これは陶器独特の特徴です。

茶渋・カビなどの汚れは漂白剤に浸せば綺麗になります(但し金彩のものは注意して下さい)。

クレンザーやナイロンたわし等で強くこすらないようご注意下さい。

金銀の釉薬がかかっているものの電子レンジでのご使用はお控え下さい。また、オーブンなどの高温になる器具でのご使用もお避け下さい。

高台のざらつき、器のすわりが悪いときは目の細かいサンドペーパーをかけると滑らかになります。

このように書くと面倒くさいとお思いになるかもしれませんが、基本的には普通に水洗いで自然乾燥してもらえれば十分だと思います。

せっかく気に入って使っていただくものですので、少しぐらい手間をかけてやる方が愛着も湧くし、器を大事にすることに繋がっていくと思います。

本当に良い器は長く使い続けることができますし、モノを大切にする日本の美徳にも通じるものがあります。