青花堂の器が特別である3つの理由
1.伝統工芸へのこだわり
現代では、機械によって量産された安価な器が世の中に溢れています。 そういった器は機能としては十分優れているし、日々使う分には問題なく使うことができます。
しかし、作家の磨き抜かれた技術で作り上げる手作りの作品に比べると、その違いは一目瞭然です。 作家の器には、熟練の技術とセンスがもたらす独特な雰囲気や、手作りならではのぬくもりがあります。
青花堂では、そのようなひとつひとつ手作りで作った器だけを取り扱っています。 しかも、青花堂のプロのスタッフの目からみて、本当に良いと思う作家の器だけを厳選して取り揃えています。
そのため、量産品と比べるとどうしてもお値段が高くなってしまいます。 しかし、普段の何気ない生活のなかに、お気に入りの作家の器がある楽しさ・ワクワク感・華やかさといったものは量産品では味わえない体験です。
朝起きて、気分が上がるコーヒーカップとお皿で朝食をいただく。
家族や友人との食卓で、料理が映えるお気に入りの器をきっかけに弾む会話。
京焼・清水焼を通じて私たちが提供したいのは、毎日の活力や家族、友人との幸せな時間です。
そして、お気に入りの器を大事に大事に使っていく。 使えば使う程に愛着が湧き、毎日の生活に彩りが生まれる。そこにはお値段以上の「価値」があると思います。
2.ここでしか手に入らない希少性の高さ
作家による手作りの作品である以上、一度に大量に作ることはできません。
そのため、手に入れるチャンスを逃すと2度と同じものが手に入らない、あなただけの1点物の作品であることもしばしばです。
さらに現代作家の器だけでなく、アンティークな価値のある器も多数取り扱っています。
また、青花堂では長年培ってきた作り手との信頼関係があるため、他のお店ではめったにお目にかかれない希少な器を展示することができます。
私たちは、作り手のもとに何度も何度も足を運び、類まれな技術とセンスで作陶に挑む姿を目の当たりにしてきました。素晴らしい作り手には、京都の伝統工芸を担っているというプライドと、より良い作品を世に生み出そうとする探求心があります。 熱い想いをもつ作り手と、本物を求めていらっしゃるお客様との架け橋になることで一歩一歩信頼を積み重ねてきました。
そういった関係性により、本当に価値のある希少な器を、通常よりも手の届きやすいお値段で提供することができています。
この世に自分しか持っていないという「特別感」
本物を知るあなたにこそ大事に使っていただきたい。
そんな究極の出会いを待っている器たちを、青花堂では数多く取り揃えています。
3.創業40年の歴史と首都圏で唯一の京焼・清水焼専門店
青花堂は1975年に創業し、現在では首都圏で唯一となった京焼・清水焼専門店です。
赤坂と田園調布という都内の一等地に2店舗を構え、日々多くのお客様に支えられながら営業しています。
創業社長である井潟は陸軍士官学校の出身です。
陸軍士官学校とは軍隊のエリートを育成するための学校で、日本の国を守ることを教えられ敵国に勝つための戦略や心構えを学ぶ毎日。 およそ焼き物や商売とはかけ離れた学生時代を送ります。
しかし、まもなく正式に戦地に派遣されるという時に、日本は敗戦し戦争は終わりを告げます。 目標を見失い失意のまま世の中に放り出され、どうしたらよいのか途方に暮れる時期を過ごしました。
それでも生きていくために選んだ商社で、非常に有名な陶芸作家である人間国宝の柿右衛門先生と運命の出会いを果たします。 400年に渡るたぐいまれな技術と心に触れ、伝統工芸品として受け継がれてきた年月の重みを身をもって知ることになります。
どうすれば敵を打ち負かす事が出来るかをひたすらに追求した人生から、どうすれば人の生活を豊かで幸せにできるかを追求する人生へ。 正反対に思える焼き物の世界の奥深さに魅了されていきます。
「この素晴らしい伝統を多くの人に知ってもらいたい。そしてこの伝統を絶やすわけにはいかない。」
一途な想いが青花堂をつくりあげ、現在に至るまで脈々と受け継がれています。