京焼・清水焼 加藤雲泉（雲泉窯) 黄彩雲龍鳳凰文湯呑

作品説明

京焼・清水焼の窯元、雲泉窯の湯呑です。

京焼が大きく影響を受けた中国の明の時代には皇帝の色とされて一般的には使用できなかった「黄彩」に、存在感抜群の龍と鳳凰という非常に吉祥の神獣が描かれているのが特徴です。まるで湯呑という小さなキャンバスに、雲泉らしい力強い筆致で広がる世界が表現されているようです。

絵付けだけでなく胴にも工夫があり、こちらには「削ぎ」があるため非常に持ちやすく、使いやすいうつわとなっています。

力強さと華麗さを兼ね備えた雲泉窯は、京焼・清水焼の中でも群を抜いた存在であり、2020年秋に二代目加藤白次は叙勲を受けました。

縁起物でありながら美しさと使いやすさを両立した、 高級感あふれる特別なうつわは贈り物としても喜ばれることは間違いありません。

京の名工による高級感あふれる特別なうつわで、最上級のラグジュアリーな時間を過ごしてみませんか。

作家：加藤雲泉

小清水の作風に惹かれ、染付　彩色等に独自の境地を開くべく日々作陶している。

1949年 京都に生まれる
1968年 京都市立伏見工業高校窯業科卒業
祖父橋本雲泉に師事
1977年 東山泉湧寺より山科へ移築し開業する
1983年 雲泉を継承する
1996年 伝統工芸士の認定を受ける

作品詳細