作品説明
京焼清水焼の窯元、壹楽窯の急須です。容量は530mlと大振りな急須で、お湯呑2~3杯は優に入りますので、何度も入れ直す手間を省けるサイズです。
こちらは急須全面に源氏物語五十四帖の中から、「若紫」と「須磨」の名場面を描いた逸品です。桜を愛で、月に想いを馳せる。物語上の紫の上との出会いと別離を情緒たっぷり、繊細な筆致で雅に描きます。
絵付けも金彩をふんだんに使った豪華絢爛な仕上がりで、また生地も削ぎを入れて力強い印象に、京焼らしい技術が詰め込まれています。来客用としても贈り物としても一級品ですが、もちろん源氏物語がお好きなあなた自身でご使用されるのも格別です。
源氏物語シリーズとしてお湯呑もありますので、セットで使用することで、さらにその世界観に浸ることができます。京都の伝統を表す素晴らしいうつわで、休息の時間を華麗に彩ってみませんか。
作家:山本壹楽(壹楽窯)
初代壹楽は、清川一陶のもとに25年間修行後、五条坂に築窯以来彫をほどこした上に、祥瑞、花鳥等を染付し力強い作風を追求してる。
また、赤絵、五彩色絵等も手がけ、作風の広さを示している。
二代目壹楽は、先代のもとで約十年間修行を重ね、平成二年壹楽窯を継承する。
磁器を主とし、湯呑や酒器を中心に、 京焼の伝統と機能性の一体化をめざしつづけている。
先代の作風を踏襲する、彫の上に重厚な染付をほどこした力強い作風を追求してる。
1958年 京都に生まれる
1977年 京都市工業試験場陶磁器科修了
1980年 京都府立陶工訓練校成形科修了
1980年 初代壹楽のもとに修行
1990年 初代没後二代目襲名現在に到る
作品詳細
寸法 | 直径12×高さ9cm |
電子レンジ | 不可 |
食洗機 | 不可 |