作品説明
九谷焼の名工 三代 仲田錦玉氏による盛金白粒宝相華招猫。
九谷焼の伝統であり、仲田錦玉氏の真骨頂である白粒はイッチンという技法でひと粒ひと粒手作業で施されています。
格式高い宝相華文様を金彩で贅沢にあしらい、緻密な白粒と調和させた意匠は、作品に格別の気品と華やかさを宿し、空間に優雅な彩りを添えます。
右手を掲げた招き猫は「金運・商売繁盛」を招くとされ、縁起の良い贈り物としても大変喜ばれる逸品です。
ふっくらとした愛らしい猫の造形と精緻な装飾が織りなす美しさは、鑑賞用の工芸作品としても、また慶事の贈り物としてもふさわしい一作です。
作家:仲田錦玉
昭和二十二年 中田正雄(初代錦玉)が石川県小松市八幡にて開窯
五十八年 全国植樹祭にて、天皇陛下、御来県の折、御使用の蓋付茶器『黄地金 唐草』制作の誉を得る
六十年 中田信之、二代錦玉を襲名
六十三年 九谷焼技能展最高賞を受賞
平成六年 九谷焼伝統工芸士となる
七年 伝統九谷焼展技術賞、石川県デザイン展県知事賞、長銀アトリウムギ ャラリーにて『シルクロード遙か』個展
十二年 内閣総理大臣ヨーロッパ歴訪、外務省買上
十三年 日本工芸会正会員となる
二十年 アメリカ、ニューヨーク日本クラブにて個展を開催
二十二年 護国寺に大香炉(迦陵頻伽)を奉納
二十五年 中田勝彦、三代錦玉を襲名
二十八年 九谷焼伝統工芸士となる
二十九年 石川県伝統産業優秀技術者奨励賞受賞 おおむらさきゴルフ倶楽部理事長杯優勝杯制作
令和元年 第二十二回日本伝統工芸士会作品展において一関市長賞を受賞
三年 第四十四回伝統九谷焼工芸展において技能賞を受賞
四年 第四十五回伝統九谷焼工芸展において北國新聞社賞を受賞 金沢城・兼六園大茶会第二十六回工芸公募展において奨励賞を受賞 能美市九谷焼美術館作家友の会会員となる
五年 小松美術作家協会会員となる
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寸法
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幅6.3cm×高さ9.8cm(本体) |
| 電子レンジ | 不可 |
| 食洗機 |
不可
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