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【品川店2月催事】江戸切子・薩摩切子競作展

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この2月に品川プリンスホテル店では江戸切子・薩摩切子の逸品を集めた「江戸切子・薩摩切子競作展」を開催いたしますのでお知らせいたします。

江戸切子と薩摩切子は、日本を代表するガラスの伝統工芸品ですが、その最も大きな違いは「ガラスの厚み」です。江戸切子は薄手で淡い色合いのものが多く、軽やかな印象を与えてくれます。またガラスの表面に切れ込みを入れるカットは華やかかつ繊細で、ヨーロッパのガラス工芸品のような輝きと和模様の融合が美しい工芸品です。

薩摩切子は反対に厚手のグラスで作り上げることによる重厚感と、江戸切子では表現できない深みのある色合いや奥行が感じられる「ぼかし」が特長です。厚みを利用してカットの深さを分けることで複雑な表現を可能にし、高級感溢れる仕上がりになっています。

それぞれ違った魅力を持つ江戸切子と薩摩切子ですが、各工房でさらに独自の進化を遂げています。素敵な切子が一堂に会すこの機会に、お好みのグラスを探してみませんか。

同時に高岡漆器の「螺鈿ガラス」等ガラスの作品も販売しております。どうぞこちらもご覧いただき、その宝石のような美しさをお楽しみください。