常滑焼　谷川仁 作　白泥もがけ急須

作品説明

常滑焼、谷川仁 作の急須です。

海藻の藻を付けて焼成し、火襷模様を作り出す常滑の伝統技法　藻掛け(もがけ)。谷川仁 氏はこの藻掛け技法の第一人者です。

朱泥よりも酸化鉄の量が少ない白い粘土で作られてた白泥急須に細い火襷が施されています。

藻ならではの細い繊維質は様々な色に発色し、緋色や薄い緑、金色の部分が表れ、その表情は一つ一つ異なり、世界に一つだけの個性を持ちます。

マットな白い質感の本体に緋色等の線模様が映えて、使う者を飽きさせず、使い込む程より味わい深い景色となるでしょう。

シンプルで素朴な雰囲気ながら味わい深い唯一無二のお急須と共にティータイムをお過ごしください。

作家：谷川仁

1952年　愛知県常滑市に生まれる

　　　　 常滑高等学校窯業科卒

　　　　 水野静仙氏に師事

　　　　 日　展　　　　　　　　　　入選

　　　　 日本現代工芸美術展　　　　現代工芸賞受賞

　　　　　　　　　　　　　　　　　 現代工芸会員賞受賞

　　　　　　　　　　　　　　　　　 東海展奨励賞受賞

　　　　 第34回日本現代工芸美術展　審査員

　　　　 朝日陶芸展　　　　　　　　 知事賞受賞

　　　　 '78展　　　　　　　　　　　'78賞受賞

　　　　 ニュークラフト展　　　　　 入選

　　　　 中日国際陶芸展　　　　　　 入選

　　　　 現代陶芸めん鉢大賞展　　　 入選

　　　　 日本六大古窯現代作家選抜陶芸展３回出品

　　　　 テーブルウェア―大賞展　　 佳作賞受賞

　　　　 国際伝統芸術招待展 上海芸術品博物館（中国・上海）

　　　　 長三賞陶芸展　　　　　　　 長三賞新人賞受賞

　　　　　　　　　　　　　　　　　  長三賞３回受賞　

　　　　 長三賞陶業展　　　　　　　 長三賞奨励賞受賞

　　　　　　　　　　　　　　　　　  長三賞４回受賞

〈収蔵〉 半田市立博物館

　　　　 驪州郡生活陶磁器博物館（韓国）

　　　　 マセドンレンジズ市 / ポート マッコリ―市（オーストラリア）

　　　　 ブルサ市 ニルフェル（トルコ）　　　 　

作品詳細