作品説明
世界遺産に登録される屋久島が誇る、屋久杉挽き物創始の工房・原工芸、三代目款亮の屋久杉浮造り盃です。
本作品の浮造り盃は三代目款亮が受け継いだ伝統の挽き技と、細やかな手仕事が遺憾なく発揮された、悠久の時が育んだ屋久杉の年輪を手触りで愉しめるロマンあふれる器です。
うねるような年輪が立体的に浮かび上がり、杢目の美しさに加えて、サラサラと滑らかな杢目の質感が直に味わえる手触りが魅力の逸品で、軽くて手によく馴染み結露もしません。お気に入りのお飲み物を愉しまれるひと時を至福のひと時に変えてくれることは間違いありません。
※三代目款亮の浮造り:木材には柔らかな「夏目」と「冬目」と呼ばれる辛い木目が有り、表面を何度も磨き、夏目をそぎ落として凹ませることで冬目を浮き出させる伝統技法。
パワースポットとしても有名な屋久杉ですが、通常の杉の倍以上となる千年を生きる縁起物としてプレゼントにも最適です。
千年屋久杉の杢目を楽しみながら、千年の時の移ろいを手触りで愉しめる器を手に入れるまたとないチャンスです。是非、お愉しみください。
※手作り商品の為、サイズ・重さは表示と若干異なる場合があり、木目は個体差があります。
※樹脂分を多く含む屋久杉限定材を使っているので、使い込む内に味わいが増していく趣も楽しめます。屋久杉は一般的な杉の約6倍の樹脂を含んでいます。
作家:三代目・款亮 原 正樹(原工芸)
屋久杉原工芸は、油分が多く、目の詰まった木質のため割れやすく、細かい加工が難しい木質だと、挽き物としては殆ど顧みられることがなかった屋久杉を、加工のしにくさを独自の挽き技で克服し、1960年に国内で初めて初代・款亮 (原 秋夫 1903~1988年)が挽き物生産を始めた伝統の屋久杉挽き物工房です。
そんな伝統の挽物工房三代目の款亮は、「屋久杉の美しさは日常生活に取り入れてこそ輝く」という初代からの理念の元に、父であり師匠でもある二代目款亮(現代の名工)から、父子相伝で工房伝統の挽物技法と初代からつづく哲学を父子相伝で継承する挽き物作家で、屋久杉の杢目の美しさを活かす伝統の技を継承しつつ、千年の時を刻む年輪の“舞い”をより愉しんで欲しいと、新たな屋久杉工芸品創りに取り組んでいる革新的で独創的な新進気鋭の、鹿児島の挽き物界を牽引する挽き物職人です。
三代目・款亮 原 正樹
1962年 鹿児島市に二代目款亮の長男として生まれる。
1984年 鹿児島国際大学を卒業
2000年 数年のサラリーマン生活を経て二代目代款亮の元に弟子入り
2013年 鹿児島県主催かごしま木製品コンテスト優秀賞受賞
2021年 鹿児島空港ギャラリー等にて個展開催
2023年 東京ミッドタウン六本木にて個展開催
2023年 鹿児島新特産品コンクール 日本百貨店協会会長賞受賞
作品詳細
サイズ
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口径:5.5cm 胴径上:6.4cm 胴径下:5.5cm 底径:3.5cm 高さ:6.2cm
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電子レンジ |
不可
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食洗機 |
不可
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・材質:天然木/屋久杉 ・仕上げ:ウレタン塗装
1.直射日光にあてることと、水に浸ける事は避けて下さい。
2.使用後は軽く水洗いの後、柔らかい布でから拭きして下さい。
3.たわし、磨き粉等は使用しないで下さい。