京焼・清水焼 加藤雲泉（雲泉窯) 赤彩二十四文八角マグカップ

作品説明

京焼・清水焼の窯元、雲泉窯のマグカップです。

こちらの作品は吉祥の色、鮮やかな赤地の中にそれぞれ縁起の良い二十四もの丸紋が描かれています。熟練の職人が時間をかけて描くことでしか表現できない、塗り重ねた赤の濃（だみ）の効き具合は、まさに雲泉ならではの特長です。

二十四もの丸紋の中には、山水画や亀甲紋などの吉祥の小紋が描かれており、どこから見ても違う景色で飽きが来ないうつわです。お目出度い柄なので贈り物にも最適ではないでしょうか。

造形としても八角の形状をしているため、角に口をつけることで飲みやすくなり、またフチに欠けにくい鉄のコーティングもしてあることから、永く愛用できるうつわです。手つきなので、熱い飲み物や手が滑りやすい方にも安心してお使いいただけます。

力強さと華麗さを兼ね備えた雲泉窯は、京焼・清水焼の中でも群を抜いた存在であり、2020年秋に二代目加藤白次は叙勲を受けました。

縁起物でありながら美しさと使いやすさを両立した、 京の名工による高級感あふれる特別なうつわで、最上級のラグジュアリーな時間を過ごしてみませんか。

作家：加藤雲泉

小清水の作風に惹かれ、染付　彩色等に独自の境地を開くべく日々作陶している。

1949年 京都に生まれる
1968年 京都市立伏見工業高校窯業科卒業
祖父橋本雲泉に師事
1977年 東山泉湧寺より山科へ移築し開業する
1983年 雲泉を継承する
1996年 伝統工芸士の認定を受ける

作品詳細