作品説明
常滑焼、人間国宝・三代山田常山の急須です。
湯呑は京焼でも、急須はやはり土もの、という声にお応えして、青花堂では急須の中でも最高品質の常滑焼を入荷いたしました。
現代の常滑焼の作家に多大な影響を与える三代山田常山ですが、こちらの作品はよく作陶された林檎のような丸みを帯びた形状とは少し異なる、まるで茶釜のようなモダンで独特な形状が特徴の、大変珍しい急須です。赤土の素朴な色合い、茶漉しのいらない注ぎ口の技法など、なるほど確かに現代の主流な急須の源流を感じる逸品です。
常滑焼の伝統を受け継ぎながら、新しい感覚を盛り込んでいった山田常山の功績は、まさに人間国宝にふさわしいと言えます。
インテリアのように飾ってももちろん良いですが、持ちやすさを計算された急須は使っても至高です。
人間国宝の作品を、ご自宅で愛用してみませんか。
作家:山田常山(三代)
大正13年生まれ。初代山田常山より陶技を学ぶ。昭和36年三代山田常山襲名。
平成10年には常滑焼(急須)で愛知県初の国指定・重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定され、常滑焼の1000年の伝統と歴史を受け継ぐ。
平成17年永眠。
作品詳細
寸法 |
長さ 高さ |
電子レンジ | 不可 |
食洗機 |
不可 |