作品説明
世界遺産に登録される屋久島が誇る、屋久杉挽き物創始の工房・原工芸、三代目款亮の屋久杉茶筒です。
本作品は受注生産品のため、掲載している画像はお届けする茶筒の杢目とは異なります。ご注文を頂いた際に、仕上げ前の茶筒画像をお届けし、ご納得していただいた場合のみ仕上げ作業に着手し、約二~三ヶ月後にお届けいたします。
工房三代目・原正樹が款亮の名を継承してから取り組んでいるのが、荒刳り・乾燥を数年の時をかけ、くせり(歪み)を極力なくし、注文を頂いてから仕上げる工芸品。
中でも、本作品の茶筒は茶葉の鮮度を上質に保つための密封度と茶葉を取りやすくするために上蓋の滑りに磨きをかけて上質なモノに仕上げる秀逸な茶筒です。
悠久の時を生きた屋久杉の美しい杢目の茶筒が茶事を特別なひと時に変えてくれることは間違いありません。伝統の屋久杉挽き物工房で三代目款亮が作り続ける屋久杉茶筒を手に入れるまたとないチャンスです。もちろん一点物ですので、お早めにお問い合わせください。
※手作り商品の為、サイズ・重さは表示と若干異なる場合があり、木目は個体差があります。
※樹脂分を多く含む屋久杉限定材を使っているので、使い込む内に味わいが増していく趣も楽しめます。屋久杉は一般的な杉の約6倍の樹脂を含んでいます。
作家:三代目・款亮 原 正樹(原工芸)
屋久杉原工芸は、油分が多く、目の詰まった木質のため割れやすく、細かい加工が難しい木質だと、挽き物としては殆ど顧みられることがなかった屋久杉を、加工のしにくさを独自の挽き技で克服し、1960年に国内で初めて初代・款亮 (原 秋夫 1903~1988年)が挽き物生産を始めた伝統の屋久杉挽き物工房です。
そんな伝統の挽物工房三代目の款亮は、「屋久杉の美しさは日常生活に取り入れてこそ輝く」という初代からの理念の元に、父であり師匠でもある二代目款亮(現代の名工)から、父子相伝で工房伝統の挽物技法と初代からつづく哲学を父子相伝で継承する挽き物作家で、屋久杉の杢目の美しさを活かす伝統の技を継承しつつ、千年の時を刻む年輪の“舞い”をより愉しんで欲しいと、新たな屋久杉工芸品創りに取り組んでいる革新的で独創的な新進気鋭の、鹿児島の挽き物界を牽引する挽き物職人です。
三代目・款亮 原 正樹
1962年 鹿児島市に二代目款亮の長男として生まれる。
1984年 鹿児島国際大学を卒業
2000年 数年のサラリーマン生活を経て二代目代款亮の元に弟子入り
2013年 鹿児島県主催かごしま木製品コンテスト優秀賞受賞
2021年 鹿児島空港ギャラリー等にて個展開催
2023年 東京ミッドタウン六本木にて個展開催
2023年 鹿児島新特産品コンクール 日本百貨店協会会長賞受賞
作品詳細
サイズ |
口径:8.0cm 内径:約6.0cm 高さ:約10.0cm 内高さ:約7.0cm
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電子レンジ |
不可
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食洗機 |
不可
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・材質:天然木/屋久杉 ・仕上げ:ウレタン塗装
1.直射日光にあてることと、水に浸ける事は避けて下さい。
2.使用後は軽く水洗いの後、柔らかい布でから拭きして下さい。
3.たわし、磨き粉等は使用しないで下さい。