作品説明
京焼・清水焼の窯元、陶あん窯の酒器セットです。12客の酒盃と酒盤、柄杓と桐箱がセットに含まれています。
こちらの酒器セットは洛中洛外屏風絵をモチーフに、陶あん職人の精緻な技術により十二ヶ月それぞれの景色が一つ一つ丁寧に美しく表現されています。洛中洛外図は室町時代後期から江戸時代まで制作された歴史ある風俗画で、京都の市街(洛中)と郊外(洛外)の名所、四季折々の行事等が一望のもと描かれています。中には国宝や、重要文化財に指定されている作品もある伝統ある絵画です。
十二ヶ月の様子を酒器一つ一つに細部までこだわって描かれており、見飽きることのないデザインで個人用としてお楽しみいただくことはもちろん、正月やお祝いの場等でお使いいただくのも趣があり素敵です。
また、出来上がりまでに大変時間のかかっている作品であり、貴重な酒器セットとなっているため記念日や特別な日の贈り物としても喜ばれることは間違いありません。
普段の食事の時間やゆったりとした晩酌の際などに、日本の素晴らしい伝統文化を是非取り入れていただき風情感じるひとときを過ごしてみませんか。
<酒盃の絵柄>
正月:内裏節会/二月:武衛館の梅/三月:種蒔き/四月:清水寺の桜/五月:端午の節句/六月:祇園会・長刀鉾/七月:鵜飼/八月:虫取り/九月:刈入れ/十月:紅葉狩/十一月:鴛鴦/師走:雪の金閣
※酒盃単品の販売も承ります。お問い合わせください。
作家:土渕陶あん(陶あん窯)
京焼・清水焼窯元陶あんは大正11年、京都の東山で開窯した歴史ある名門で、 現当主の善亜貴氏は四代目となります。陶あん窯は卓越したデッサン技術をベースに、 草花絵をはじめとした美しい色絵のうつわに定評がありますが、 現当主はさらに釉薬の研究開発を進め、様々な天目釉や花結晶のうつわを製作しています。 最近では曜変天目茶碗の再現が大きく新聞に取り上げられています。
昭和55年 京都府出身
平成15年 同志社大学文学部美学芸術学科卒業
先代の元で研鑽を積む
平成23年 四代陶あんを継承する
作品詳細
寸法 |
酒盃:直径6cm前後×高さ5cm前後 酒盤:横25cm×縦13cm×高さ6cm |
電子レンジ | 不可 |
食洗機 | 不可 |